世間では夏休みですな~
現在、山形県では「山形日和。」と題した観光キャンペーンが実施中。
というわけで、本日運行されたトロッコ列車『風っこ夏休み山形庄内号』に乗ってきました(^^
車を運転して、お隣の山形県新庄駅へ。
新庄駅東口はこじんまりしてますな。
でも、新幹線の駅だというのに、駐車場がタダなのはうれしいっす。
手前は奥羽本線の701系。奥は山形新幹線のE3系。
ホームには、すでに「風っこ」が入線していました~
出発式には、地元の子供たちが出席。夏休みだもんね~
そして、くすだまを駅長と子供たちで割りました。
今回の『風っこ夏休み山形庄内号』は、ここ新庄から酒田までを走ります。
そう!松尾芭蕉で有名な最上川と並行して日本海を目指しますよ~
それでは、いよいよ出発!
この直後、雨あしが強まりました。
窓の無いトロッコ列車だというのに、ビニールの簡易窓が下ろされてしまいました。
しかし!
最初の停車駅である古口駅につくと、雨がやみました。
窓はすべて解放されました(^^
せっかくのトロッコ車両。こうじゃないとね(^^
地元のみなさんが太鼓でお出迎えです。
今回の特別MCは元国鉄の運転士で、現在は最上川川下りの先導を務める柿崎さん。
クイズを出したり、最上川舟唄を唄ったり(^^
車内では、観光パンフレットのほか記念乗車証書や新庄名物・かむてんクッキーなどが配られました。
芭蕉が「五月雨をあつめて早し最上川」と詠ったように、最上川は日本三大急流のひとつとされています。
先日の雨で水嵩は増していましたが、船乗り場にはたくさんの観光客!
いよいよ庄内平野へ入ります。
山形県庄内町は風力発電の先駆の町です。
狩川駅に到着。
まもなく、鳥海山が見えてきました。
山形と秋田にまたがる、東北では二番目に高い山。
日本百名山、日本百景、そして日本の地質百選に選定されています。
そして、月山も見えてきましたよ~
こちらは、日本百名山、花の百名山のほか、山麓は月山山麓湧水群として名水百選、月山行人清水の森として水源の森百選にも選ばれています。
余目に到着。
新庄からここ余目までが陸羽西線(奥の細道最上川ライン)。
ここからは羽越本線に入り、終点の酒田を目指します。
おっ!新潟からやってきた「特急いなほ」が来ましたぞ~
このツーショットは珍しい!
ここでもお土産が配られました。
パンフレットにポストカード、そして豆絞り(^^
酒田といえば、アイスクリン!
あぁ~ まさかアイスクリンが配れるなんて…幸せ(^^
約二時間のトロッコ列車の旅も、いよいよおしまい。
酒田駅に到着です。
地元産のヨーグルトがふるまわれました(^^
ホームには酒田名物がいろいろ飾られています。
大獅子の顔
北前船
酒田なまりのすず虫ちゃんで~す
そして、我々を出迎えてくれたのは…
今回の「風っこ」のヘッドマークにも描かれていた、山形観光キャラクターの「きてけろくん」。
分かります?山形県の形なんですよ~(^^
さて、せっかく酒田に来たんだから、ちょっとくらい観光しないとね~
というわけで、山居倉庫にやってきました!
明治26年に建てられた米の倉庫群です。
あの「おしん」で、おしんが奉公に出された問屋はここでロケが行われたんですよ~
積み出された米は、船に乗せられ、ここから各地へと運ばれていきました。
現在は12棟のうち1棟が「庄内米歴史資料館」、2棟が「酒田市観光物産館 酒田夢の倶楽(くら)」として一般開放されています。
で、酒田夢の倶楽でこれゲット~(^^
山形米・つや姫を使用したソフトクリームDEございます。
あぁ…たまらん…
さて、酒田駅へ戻ります。
まずは羽越本線で余目へ。
左から羽越本線のキハ47系、"サッドサンダー"、そして右にちょこっと"風っこ"(^^;
キハ47の車内。おちつく~(^^
余目からは陸羽西線のキハ110系に乗り換え。
右が陸羽西線のキハ110系。
新潟行きの特急いなほ
さて、寝てる間に新庄っす。
新庄駅の北東に位置する新庄運転区には明治40年に建てられた貴重な赤レンガ車庫が現存しています。
新庄駅は、このように普通列車と新幹線が一緒に並ぶ光景が見られます(^^
701系電車とE3系つばさ
今朝は、風っこに夢中だったので、ホームを散策。
新庄市の北東にそびえる神室山に住むといわれる天狗・かむてん
「幽遊白書」「HUNTER×HUNTER」などで同じみの漫画家・冨樫義博氏は新庄出身。
ということで、さらにカワイイ"かむてん"のキャラクターデザインを手がけましたよ~
改札を出ると、巨大な山車。
巨大な山車がたくさん登場する「新庄まつり」。
重要無形民俗文化財にも登録されています。
新庄駅のメインである西口。
いや~ この日の雨の確率は一日中60%だったんだけど、いちども傘を使わずにすみました。
やっぱり、日ごろの行いだなっ!(^^