昨日紹介したように日本ではじめて漫画を新書判サイズでシリーズ化したのはコダマプレスのダイヤモンドコミクス。
それから遅れること2ヶ月。
昭和41年7月に秋田書店からサンデーコミックスが発売されます。
第1号は石ノ森章太郎の『サイボーグ009』1巻でした。
なんと、手塚治虫・石ノ森章太郎・横山光輝・松本零士などの作品はいまでも増刷され買うことができるってのがスゴイですね~(^^
SF、爆笑、怪奇…などジャンル分けもされてましたね~
基本的な装丁は黒または青の枠に表紙絵というパターンでしたが、『ガンダム』、『デビルマン』といったコミカライズや、共作の『忍法十番勝負』、さいとう・たかを作品などは特殊な装丁デザインでした。
さて、サンデーコミックスといえば鶴のマーク!
表紙4(裏表紙)にも大きな鶴が描かれてますね。
しかしっ!
覚えてるかたいらっしゃいますか~
初期のサンデーコミックスをっ!!
そう!"丸ツル"ですよ!!
今は四角に鶴ですが、創刊当時は丸に鶴でした。
これで相場も変わるよね~
でもヤフオクで"丸ツル"がフツーに出品されてることがあるけど、"買い"だよね(^^
裏表紙も時期によっていろいろ。
上左・"丸ツル"。
上右・71年以降"角ツル"に。
下左・日本における出版業界標準の"書籍コード"が付与される。
下中・80年になり"書籍コード"から世界標準の"ISBNコード"へ。
下右・現行は鶴の下に逆三角形のマークが入り、バーコードが付与。
さて、サンデーコミックスですが、小学館の「少年サンデーコミックス」と混同しがちですが、あちらは1974年創刊なのでコチラが先(^^
じゃ~なんでサンデーか?
それは秋田書店が出してた新書シリーズ「サンデー新書」!
オイラが持ってる『「時刻表」物語』。
表紙の下にはホラ!
裏表紙にもホラ!!
漫画の新書シリーズもこのマークを踏襲したんですね~(^^