久々の石ノ森萬画館(^^
お目当ては、今日からはじまった『トンコハウス展「ダム・キーパー」の旅』!
ディズニーのアニメ部門「ピクサー」で『トイ・ストーリー3』などの作品でアート・ディレクターを担当した日本人の堤大介と、日系人のロバート・コンドウ。
この二人が独立して立ち上げたアニメーション・スタジオ「トンコハウス」。
トンコハウスの記念すべき一作目『ダム・キーパー』は2015年のアカデミー賞・短編アニメーション部門にノミネート。さらに世界各国の映画賞を受賞しました。
今回の展覧会では『ダム・キーパー』をメインに、2016年の『moom』などトンコハウス作品の原画や造形などが一同に会しています。
『ダム・キーパー』予告編
世界が大気汚染に覆われた時代。
汚れた大気と暗雲の影響を受けずに、生きながらえてきた小さな街がありました。
主人公はブタの少年。家族はいません。友達もいません。
いつもいじめられています。
少年の家に代々受け継がれて来たダム・キーパーの仕事。
それは8時間に一度、歯車のネジを巻いて風車を動かす事。
そうして、汚染された空気をダムの外側に追い出すことでした。
長い間平和ボケした街人たちは、ダムが誰によって動かされているのか、そもそもダムの向こう側に何があるのかすら、忘れてしまっていました。
少年をいじめている同級生も、彼がみんなの命を守ってくれてることを知りません。
そんなある日、彼の学校にキツネの転校生がやってきます。
絵を描く事が好きで、天真爛漫なキツネは少年と仲良くなります。
しかし…
キツネが描いた絵を、自分を侮辱する絵と勘違いした少年は、ついに風車を回すことを辞めてしまいます。
さて、どうなることやら…
といった内容の短編映画。
今回の展覧会。
なんとすべて撮影OK!!
こま撮り用ブタくん
粘土原型
ガスマスクを外すブタくん
情景師アラーキーこと、荒木さとし氏による風車
絵コンテ
続いて『moom』。
原作は川村元気の絵本「ムーム」。
アニメでは、こんなキャラクターに変身しました。
この短編作品も世界各国でたくさんの賞を受賞しています。
他にも『ゴースト・ストーリー』などの原画や造形も展示されています。
今日からはじまったと前述しましたが…
オイラ、午後から行ったんですよ。
そしたら…
初日を記念して、11時から『moom』のアートディレクター・長砂賀洋氏が直接作品の解説をしてくれるギャラリーツアーが開催されていたのでした!!
あぁ…(T_T
黒板には直筆のメッセージも!
もしかして今日、長砂さんが描いたんでしょうか…
気を取り直して、腹ごしらえ!
3階の展望喫茶「ブルーゾーン」では展覧会とのコラボメニューがあるよ。
ブタくんのクリームパスタ!
もう一品あるけど、次回のお楽しみにします(^^
最後に図録も買いましたよ~
いや~楽しい展覧会です(^^
仕掛け時計も久々に見ました。
ちなみに25日と26日はお祭りだっ!
ハイパーホビー復刊記念の特別ブースもあるぞ!!