1995年、Windows95というOSが登場しました。
それまでは、OSといえばMS-DOSでしたな~
日本国内ではパソコンといえばNECというくらいのシェアを占めておりました。
我が家でもNECのPC-9801シリーズが大活躍していました。
1992年、バンダイの関連会社だったバンプレストからPC-98向けゲームが登場します。
それまでファミコンなどのゲームは作っていましたが、ついにパソコン業界に一歩を踏み出すことになりました。
その第1弾として登場したのが…
「空想特撮シリーズ ウルトラ作戦 ~科特隊出撃せよ!~」です。
「ウルトラQ」に登場したラゴンやケムール人が「ウルトラマン」にも登場します。
科学特捜隊の面々も、これらの怪獣が過去に出現したことも知っています。
ということは、この二つの作品は繋がっている!!
このゲームは、ウルトラQからウルトラマンへとつながる空白の区間を埋める物語から成っています。
科学特捜隊は結成されていますが、まだウルトラマンは登場していません。
ハヤタもまだ普通の人間です。
科特隊の面々は、人間の科学の力で怪獣たちと戦います。
しかし、なんですな~
いまどきの子は、フロッピーなんて知らんのでしょうな~
3.5インチならともかく、5インチや8インチのデカいフロッピーなんてね~
我が家の「ウルトラ作戦」は5インチ7枚組(^^
PC98の5インチ2HDは一枚1.44メガだから単純に計算しても10メガしかないよ~(^^;
1枚目はシステムディスク。
2枚目以降はシナリオディスクで、各1枚=1話という構成。
そう!この「ウルトラ作戦」は全6話なんですよ~
このゲームの初回特典には「ウルトラ作戦大図鑑」という66ページにもおよぶ図鑑が付いていました。
では「ウルトラ作戦」に登場する怪獣を紹介しましょう。
第1話「科特隊日本支部誕生」。
核露怪獣 ゴルドキング
ゴルドキングのフィギュアが、今年の夏のワンフェスで出てたみたいですね~(^^
第2話「永遠の冬眠」。
硬態怪獣 ビルガメラー
第3話「闇への招待状」。
地底怪獣 ゴロモス
第4話「科特隊抹殺命令」。
バイオ怪獣 イオゴン
イオゴンはケムール人がバイオテクノロジーで作り上げた怪獣です。
第5話「龍伝説を追え」。
女神竜 ミド
岩恐獣 ロンガ
合神竜 ミロンガ
最終話「首都戒厳令!!」。
再生ビルガメラー
この再生ビルガメラーのデザイン。
実は1990年に公開される予定だった「モスラVSバガン」のバガンを流用したものなんです。
結局「モスラVSバガン」がボツになり、作られたのが「ゴジラVSキングギドラ」です。
宇宙鳥獣 エックス
大伴昌司っぽい図解もあるよ~
作品の解説や…
科特隊の設立正史…
そして科特隊基地やメカの図解も!
このほか、当時の円谷プロ社長・円谷皐、満田かずほ、円谷一夫、竹内博の特別寄稿や、小林昭二、黒部進、毒蝮三太夫、二瓶正也、桜井浩子、佐原健二のインタビューなども収録されていることから、この「ウルトラ作戦」が公式な物語であることがわかります。
このゲームの映像をお見せしたいのですが…
いま、我が家で稼働できるPC98は、3.5インチフロッピーのものなんです(T_T
今、外付け5インチドライブや、5インチドライブ搭載のPCを探してるので、きっと復活させたいと思います!!