今週のデアゴ。
まずは「週刊ガンダム・モビルスーツ・バイブル」。
Vol.18はVガンダム!
1993~94年にかけて放送された『機動戦士Vガンダム』。
劇場版の『機動戦士ガンダムF91』から26年後を描いた作品なので、モビルスーツのデザインもあまり変わってませんね。
所謂ガンダム世代だけではなく子供たちにも見て欲しいということで、主人公は13歳に設定されましたが…
物語は次第に"富野節"が炸裂していきます(^^;
ファーストガンダムでリュウさんやマチルダさんが戦死したときのあの衝撃…
それがVガンダムでは毎週のように続いていきます!
以下Wikiから要約。
部下をガンダムに殺された敵の部隊長が、ガンダムのパイロットがまだ子供であることに驚愕し、「子供が戦争をしてると、みんなおかしくなってしまう」と言い残して自決する。
やがて、その言葉通りの展開へ。
精神的に追いつめられていき、捕虜にした主人公に拷問と称して手錠をかけたまま二人で入浴し、自分たちの仲間になるように強要する女性や、女性の上司が主人公を惑わすために女性部隊に裸に近い格好でガンダムと生身で戦うように強要するなど、奇怪な行動をとるようになっていく。また、ギロチンで主人公の仲間の首がはねられたり、敵のパイロットが非武装の民間人の虐殺を楽しむような描写や、戦闘の際に機体を破壊するのではなく、コクピットを潰したりビームサーベルで中のパイロットを焼き殺すなどの残酷描写がある。未成年の多くが視聴できる時間帯であるにもかかわらず性的な描写も見られる。
すごいでしょ~
これを夕方に放送してたんだから!
自身の作品なのに、富野さんはDVDボックスが出たときに「このDVDは、見られたものではないので買ってはいけません!!」って書いてます(^^;
さらにBlu-rayボックスの時には「全否定したいと思っている作品。このような結果になったのは、全て監督(自身)の責任である。何かの間違いでこのBlu-rayを見た人は、何がダメなのかを探してみて欲しい。そこから気付ける人が1人でもいればBlu-rayとして出した意味がある」とコメントしています。
とにかくスゴイ作品です。
観てください!
お次は「鉄道 THE ラストラン」。
VOl.35は今年3月いっぱいで廃止されたばかりの三江線。
島根県側から運行が開始された三江北線」と広島県側からの「三江南線」。
これをつなげて一本の路線にしようとしたものの1968年に廃止対象に…
しかし諦めずに1975年に全線が開通し「三江線」となりました。
とはいえ、時すでに遅し…モータリゼーションの波は押し寄せていたのでした。
とはいえ、絶景の中を走る三江線は桜の名所でもあり、多くの観光客が訪れていました。
もっともそれだけでは継続は難しく、ついに廃線へ。
路線距離は108.1 km。
JR発足後、路線距離が100kmを超える鉄道路線の全線廃止は本州初の事例となってしまいました。
三江線の中でも有名だった宇都井駅。
116段の階段を上った先にある橋上の無人駅。
廃止の日までこの駅の清掃や花の手入れをしていたのが、近所に住む今年で93歳の喜久恵おばあちゃん。
この歳で116段の階段を往復する姿がテレビなどでも有名になりました。
いつまでも元気でいてほしいですね~(^^