昨年の秋から年末にかけてテレビ東京で放送されていた『このマンガがすごい!』。
テレ東系の無い宮城県では見ること敵わず、いまになってBSテレ東での放送を見ています(^^;
ナビゲーターの蒼井優が、毎回ゲストにインタビューなどを行いながらゲストが演じたい漫画のキャラクターや演出したい作品を実現していくというもの。
角川大映スタジオ。
ここで待ち合わせしたのは、今回のゲスト・塚本晋也監督。
塚本監督が実写化したい作品とは…
バックから一冊の本を取り出します。
筑摩書房「つげ義春全集5」。
監督が実写化したい作品は『やなぎ屋主人』!
ガメラとイリスの前でつげ義春について語る塚本監督。
シュールです(^^;
つげ義春初体験の蒼井優ちゃんもお気に召したようです(^^
塚本監督の「この作品の中の住人になってみたい」という言葉に優ちゃんも賛同。
この作品を作るにあたり二人はこの作品の舞台となった千葉県長浦へ。
作中に登場する"やなぎ屋"のモデルとなった"よろずや"。
あっ!ニャンっ!!
この作品でも重要な役どころですね~(^^
作品に登場する娘のモデルとなった静子さん。
作品はあくまでこのお店がモデルのなっただけで、登場人物はまったくのフィクションなのですが、作品の中では裸になったり、主人公に抱かれたりするので、静子さんは『やなぎ屋主人』が好きでもないし、本ももらったが読んでいないそうです(^^;
さっそく店内を見学する塚本監督と優ちゃん。
この茶の間、テーブル…いまも作品のまんまです。
二階へ行く階段も。
もう二人は大興奮!
はじめて主人公が現れたシーンを再現。
ポケットに両手をつっこんで塚本監督登場(^^;
そして主人公がカツ丼をたのんだあのテーブル。
さっそくカツ丼をいただきます(^^
そして塚本監督から驚きの発言が!
作品を作るため、自身がなりきるためにここに一週間滞在したいとのこと。
こうして塚本監督の長浦生活がはじまります。
一週間後、優ちゃんが再びやってきました。
ご近所さんも集まって談笑中。
その厨房で腕をふるうのは…
"やなぎ屋主人"ならぬ"よろずや主人"になってました(^^;
夜はみんなでカラオケスナックに繰り出します。
この『やなぎ屋主人』のテーマ曲でもある「網走番外地」を熱唱する監督。
こうして監督の長浦滞在は終わり、ついに作品をつくりはじめます。
そして完成した『塚本晋也のやなぎ屋主人」』!
ダイジェストのような短編作品です。
監督自身が演じています。
↑これも監督(^^;
そしてついに塚本監督が"やなぎ屋主人"になったのでした(^^
第9回は新井浩文がゲストで『行け! 稲中卓球部』だったけど、やらないよね~(^^;