いや~ホント、いい時代になったもんです。
とんでもないプレミアがついた漫画が、安価で復刻されちゃうんですからね~
今宵紹介するのは、藤子不二雄Aの「巨人の復讐」!
これも一時期10万くらいしたね~
それが1300円で復刻されちゃうんだもんね(^^;
『少年ブック』昭和32年10月号の別冊付録に収録されました。
表紙を見てお分かりの通り、元ネタは「フランケンシュタイン」。
あの「まんが道」で、藤子不二雄両氏がこの映画を見て感動し、こういう作品を描きたいと言うシーンがありましたね~
おそらくこの作品がそうなのかも(^^
フランケンの花嫁(?!)も登場っ!
のちに「怪物くん」に登場するフランケンの原型がすでにできてますね
~
さて、実はオイラの目的は併録されている「はやぶさ号西へ行く」だったりします(^^
この作品は『小学三年生』昭和33年11月号の別冊付録に収録されました。
当時、国鉄に登場した特急「こだま」をフューチャーした作品です。
それまで7時間半かかったのが、この「こだま」の登場で6時間50分に短縮されました。
いまだと新幹線で3時間くらいで行けちゃうね(^^
主人公の新一たちは「こだま」で大阪を目指します。
以前、新一が大阪に行ったときは、まだSLの「はやぶさ号」でした。
その時の事件を回想しながらの物語。
もう一度、一枚目の画像を見てみて~
表紙の左下に穴があいて、その部分に「はやぶさ号西へ行く」が描かれてますね。
実際の「巨人の復讐」は、岸本修の「音無剣四郎」が併録されてました。
ね~(^^
ちなみに岸本先生の作品は、このブログでも何度か紹介したね。
「ウルトラマン」とか「ゴッドマーズ」とかコミカライズも描いてます。