両親が、親父の実家の熊本に久々の里帰り。
年も年だし、最後の里帰りかなぁ…
さて、話は変わって漫画本の文庫化について。
漫画の文庫版っていまじゃ当たり前ですが、これは最近のハナシ。
70年代から80年代にかけて、小学館や集英社、講談社、秋田書店といった大手をはじめ、曙出版や奇想天外社、ペップ出版などたくさんの出版社から文庫版漫画が刊行されました。
しかし、いずれも失敗。
(現在の小学館、集英社、講談社、秋田書店などの文庫漫画シリーズは再創刊。)
御多分に漏れず、サンコミックスの朝日ソノラマからも1976年に"ソノラマ漫画文庫"が刊行されます。
全54巻。
上の画像は通番ではなく、著者50音順に並べてます。
ラインナップは…
石ノ森章太郎「009ノ1」「千の目先生」
楳図かずお「紅グモ」
桑田次郎「エリート」
サトウサンペイ「フジ三太郎」
ジョージ秋山「天牛」「銭ゲバ」
永井豪「魔王ダンテ」「まろ」
ひおあきら「宇宙戦艦ヤマト」
藤子不二雄「ひっとらぁ伯父サン
松本零士「セクサロイド」「パニック・ワールド」「インセクト」
水野英子「星のたてごと」「ブロードウェイの星」「銀の花びら」
望月三起也「ケネディ騎士団」
そして、山上たつひこ「光る風」。
もっともっとサンコミから出てた作品も文庫化してほしかったなぁ
発行順を知りたい方はコッチも見てみてね。
映画秘宝のおともだち「まんが秘宝」でコミックリストを担当してた、びざーる・わたなべ氏のHP「BIZARRE BOOKS OVERDRIVE!」。
オイラもリスト作成に参加してました。もう20年くらい前の話です。
ソノラマ漫画文庫リストはこちら。