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宝石の国 × 石と賢治のミュージアム

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GW唯一の休みだった今日は岩手県一関市東山にある「石と賢治のミュージアム」に行ってきました~

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宮沢賢治関連の施設といえば、花巻市の「宮沢賢治記念館」「宮沢賢治童話村」「宮沢賢治イーハトーブ館」が有名ですが、こちらも忘れちゃいけませんぞ~!

昭和5年、34歳の賢司はここ東山にある東北砕石工場主の鈴木東蔵から石灰岩つかった安価な合成肥料の開発の相談を受けます。
不作に悩む貧しい農家を救うことができるならと意気投合、賢司は東北砕石工場で働くことになります。

というわけで東北砕石工場跡と、この地方で発掘された化石や鉱石などを一同に集めたミュージアムがこの「石と賢治のミュージアム」!

あの有名な「雨ニモマケズ」や、名作「グスコーブドリの伝記」も東北砕石工場時代に書かれたものです。

さて、このミュージアムで開催中なのがコレ!
「特別展 宝石の国展」!!

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月刊アフタヌーンに連載され、昨年はアニメ化もされた市川春子先生の『宝石の国』。
不死身の体をもつ「宝石」たちと、月人との戦いを描くこの作品の登場人物と、実際の宝石(原石)を紹介しています。


では、いざミュージアムへ!

まずはJR気仙沼線の陸中松川駅。

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2010年にこの小さな駅舎が新しく建てられました。

待合室の入り口には「マチアイ」の文字。

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賢司の「下ノ畑ニ居リマス」を彷彿させます(^^

ちなみにこの駅舎が立つ前はけっこう大きな駅舎でした。

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かつては産出された石灰の搬出で貨物列車が多く見られた駅。
いまでも構内は広く、いくつもの線路が残っています。

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駅前の広場には賢司も見たであろう大きな木が植えられています。

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その木の下には…

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矢印のほうに目をやると、奥の方にミュージアム!

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ミュージアムまではトロッコの路線跡を進みます。

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トロッコ道の入り口には、賢司がデザインした花壇「涙ぐんだ目」。

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そして童話『蛙のゴム靴』に登場する「蛙の雲見」のオブジェ。

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トロッコ脇の柱にはたくさんの虫たちのオブジェ。

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そしてミュージアムに到着(^^

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ミュージアムからさらに奥にトロッコ道が続いており、旧東北砕石工場まで続いていますが、現在は耐震補強工事のため見学できません。

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宝石などの鉱物はもちろん、たくさんの化石、ブラックライトを当てるとさまざまな色に光る石などの展示物のほか、映像ホールでは東北砕石工場と賢司を描いたものや、グスコーブドリの伝記を紹介する映像などが楽しめますよ~(^^

「特別展 宝石の国展」も撮影はできないけど、こんな感じでキャラクターと原石の展示が行われています。

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ほかにも原画の展示や、「宝石の国」の原作漫画も読めます。

さらには近くの一関市立東山図書館ではこの展覧会に合わせて「宝石の国」複製原画展も同時開催されてますよ~(^^

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