今月16日に亡くなったジョージ・A・ロメロ氏を偲んで、コレ見てました。
ゾンビ映画の金字塔『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968年) 』!
その後『Down of the Dead<ゾンビ>(1978年)』、『Day of the Dead<死霊のえじき>(1985年)』が作られロメロの"ゾンビ3部作"と呼ばれるようになります。
そして、この映画ではじめてゾンビが人を襲うという、今ではあたりまえの設定が作られました。
今日見たのは1998年版のデジタル修復版。
映像はキレイになったけど、音楽がちょっと変わっちゃったやつ。
バーバラとジョニーの姉弟が父の墓参りにやってくる。
すると向こうからフラフラと歩いてきた男が突然襲いかかってきた。ジョニーは男と揉み合い墓石に頭を打ち死んでしまう。
なおも追いかけてくる男からバーバラはにその場を逃げ出した!
バーバラは誰もいない民家に逃げ込む。
すると一人の黒人・ベンが入ってきた。彼もまた"生ける屍"から逃げてきたのだ。
家の周りには次々に"生ける屍"が…
いったいなぜ、死体がよみがえったのか…
科学者の見解によると、人工衛星が未知の放射能を浴びて戻ってきた。
そのためNASAがそれを破壊。
そのため、この未知の放射能が地球に降り注いだのが原因ではないかとのことだが、それも定かではない…
彼は家じゅうにバリケードを張るが…
地下から物音が…そして扉が開くっ!
この家の地下室にはすでに避難してきた人々がいた。
トムと、恋人のジュディ。
そしてハリーとその妻ヘレン。怪我をして意識不明の娘のカレン。
彼等はここから逃げ出すため、ガス欠のクルマにガソリンを入れに行く計画を立てるが失敗。
トムとジュディは絶命。その死体を食い漁る"生ける屍"たち。
さらに意識不明だったカレン。
彼女もついにゾンビ化してしまった!
自分の父親を食べ、母も惨殺するカレン。
ついに一人になったベン…
やがて朝になり警官隊も到着。
ゾンビ掃討作戦がはじまる。
やっとすべてを倒し、帰ろうとしたとき、無人のはずの家から物音が…
誰かいる…きっとゾンビの生き残りだ!
それに向けて銃を放つ警官隊。
そして命中っ!
しかし…
それはベンだった…
衝撃的な終わり方ですね~
さらにこの作品の1999年の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 最終版』があるけど、これは30周年記念と称して、オリジナル版にジョン・A・ルッソが新たに15分の追加撮影分を加えて再編集したもの。
最初にバーバラたちを襲ったゾンビが何者なのかとか…
ゾンビに襲われながら生き残った牧師のその後とか…
ロメロ自身はまったく関与してないし、別に無くてもいいシーンだし…
う~ん微妙(^^;
この映画、はじめて見たのは中学生くらいかな~
当時はすごく恐いイメージだったけど、今見るとそうでもないね~
でも見入っちゃう!