昨日に続き、昭和40年代はじめのコミカライズ漫画から。
現代芸術社から刊行されていた「現代コミクス」。
このブログでも何度か紹介しましたが『ウルトラマン』のコミカライズ本でした。
なんとこの「現代コミクス」には『ウルトラマン』以外の別冊があったんですね~
今回ゲットしたのは『孫悟空』。
描くのはなんと宮腰義勝氏っ!!
ほらっ!宇宙少年ソランっぽいでしょ(^^
ソランの連載終了が1966年だから、その翌年の作品です。
宮腰さんといえば、手塚のアシスタント出身。
その後、横山光輝を筆頭に馬場秀夫、井上英沖、岸本修と光プロダクションを設立。
横山の原作で「鋼鉄人間シグマ」でデビューしました。
その後、「宇宙少年ソラン」で、あの"W3事件"が起き、恩師の手塚といろいろあるわけですね~
でも、1979年の手塚アニメ「海底超特急マリンエクスプレス」で、かつてのアシスタントたちが集結した中に宮腰さんの名前があった時は嬉しかったな~
あぁ…やっぱり師弟なんだな~って(^^
残念ながら2005年に鬼籍に入られました。
ちなみにこの本には、ほかに『仙人と仙術』という読み物や…
『孫悟空ゲーム』などが収録されています。
裏表紙は…
あぁ…欲しい…(^^
しかし光プロ創設メンバーの馬場秀夫、井上英沖、岸本修の御三人ってホントにいろんなコミカライズやってますね~
馬場さんは「ライオン丸」「キカイダー」「月光仮面」…
井上さんは代表作だとアニメ化もされた「遊星少年パピイ 」!現代コミクスでも「ウルトラマン」描いてます。
岸本さんも現代コミクスで「ウルトラマン」描いてるし、後に「六神合体ゴッドマーズ」も描いてる。
すげ~っ!!