なんとか棚卸も終わりました～
結局、今年になって元日と4日の2回しか休んませんでした(^^;
というわけで、今日と明日は二連休。
今日は東日本大震災による津波の被害を受けた南三陸町から石巻までを訪ねてみました。
まずは南三陸町。
以前も一度紹介しましたが、「南三陸さんさん商店街」に行きました。
これを見るためにね(^^
そう！モアイ像っ！！
1960年のチリ地震による津波で南三陸は大きな被害を受けます。
1990年には友好と防災のシンボルとしてモアイ像が建立されました。
しかし、そのモアイ像も東日本大震災の津波で流出。
志津川高校の生徒たちのモアイ像復活の努力を知ったチリ政府は、イースター島の自然石を使用し、現地彫刻家によるモアイ像を製作を無償で提供することを申し出ました。
そして2012年3月、南三陸を訪れたチリのピニェラ大統領が改めてモアイ像寄贈を約束し、この像が建てられました。
横からみるとずいぶんスマートですね。
ミクロマンコマンド1号は入っていないと思います(^^;
南三陸のマスコット「オクトパス君」の周りには、東北楽天イーグルス、ベガルタ仙台、仙台89ersの選手たちの寄せ書きっ！
オクトパス君だけじゃなく、モアーチョもいるよ(^^
そしてコレ(^^
フレッシュミート佐利のコロッケ！
左が「カニクリームコロッケ」、右が「昔ながらのコロッケ」っす。
ウマイっ！
商店街の東口には、JR気仙沼線の志津川駅が移転してきましたよ～
志津川駅の駅舎とホーム
ん？レールがありませんぞ～
JR気仙沼線は柳津駅から終点の気仙沼駅までが不通なんです。
そこで、一部区間を除いて、かつての路線を舗装しBRT専用道として使用しているのです。
BRTっていうのは、Bus Rapid Transitの略。
ようするにかつての路線跡を利用して専用道としてバスを運行するシステムなんです。
専用道なので、渋滞や信号の心配をしなくていいわけです。
もっとも、レールが流出したところなどは一般道を使用していますが…
おっ、気仙沼行きのBRTが到着しましたよ～
これがJR気仙沼線のBRT。
あくまで鉄道路線として使用されているので「青春18きっぷ」などの乗り放題切符でも乗車できます(^^
つづいて石巻へ行くよ～
今回のお目当ては石ノ森萬画館じゃないっす。
ココっ！「まんがる堂」です。
萬画館を運営する「街づくりまんぼう」が、石巻マンガロードに新たなアンテナショップを誕生させましたよ～
題字は矢口高雄先生によるもの。
そして壁から飛び出しているサイボーグ００９！
この００９を知ってる方はなかなかの通ですぞ～
石ノ森萬画館ができるまで、「墨汁一滴」という萬画アンテナショップがあったんです。そこの看板にこの００９が使われていたんですね～
萬画館完成後は、館内一階に移転しました。
さて、まんがる堂の一階は、石巻やマンガのグッズショップとなっています。
そして二階はギャラリー。
現在は「マンガッタン」に掲載された作品の原画展が開催中です。
木村直巳「浜人の唄」
はやせ純「こだわり食探訪 -蔵-」
二階から外を見ると…
斜め向かいには、昭和5年に建てられた石巻初の百貨店「かんけい丸商店」があります。
津波により一階部分は大きな被害を受けましたが、市が所有し、歴史文化展示施設として活用することが決まっています。
さて、まんがる堂を購入したのがコレ。
まんがる堂オープン記念の「THE石ノ森萬画缶」!
今だけの限定グッズですぜ～
市内や萬画館のモニュメントなどが描かれたお菓子の詰め合わせです。
そして、もうひとつ気になっていたのが、最近マンガロードに建てられたという仮面ライダーの石像。
まんがる堂のお姉さんに場所を聞いたら、すぐ近くでした(^^
児童厚生施設「子どもセンター」前に立つ仮面ライダー
地元の石材店「三浦源蔵商店」が製作し店頭に飾っていましたが、津波の被害に遭い、しばらくは店内にしまわれていましたが、子供たちのためにと、ここに建立されることになりました。
色合い的に、パッと見た瞬間、「X？」って思っちゃいました(^^;
最後は道の駅・上品の郷に立ち寄りました。
以前、津波にのまれた車などの展示物を紹介しましたが、さらにこのような展示もありました。
山元町の中浜中学校の時計。
あの日のあの時間のまま止まっています。
ほかにも津波の被害にあった展示物がありました。
国道45号線の案内標識
津波時、北上川に係留されていた水面清掃船のスクリュー
気仙沼で回収された、道路照明灯の基礎部分
ほかにこんなうれしい作品も(^^
山形県立谷地高校のみんなが作った作品。
仮面ライダーや、山形のキャラクター・ペロリンなどが描かれてます。
近寄ってよ～く見ると…なんと、小さな折鶴がたくさんっ！
感動しました！！
一歩一歩確実に復興に向かっています！と言いいたいのですが…
正直、まだまだなのが実状です。
南三陸なんて、いまだにどこまでも荒野が広がっている状態。
とてもカメラに収める気にもならない状況なのです。
はやく、みんなが楽しく暮らせる町になるといいな～