今宵も"くりでん"に関する映像を。
『鉄子の旅』は、「月刊IKKI」に2002年から2006年まで連載された、菊池直恵が描く鉄道ノンフィクション漫画。
その後も描き手を変えて『新・鉄子の旅』(ほあしかのこ・月刊IKKI・2009~2013)、『鉄子の旅3代目』(霧丘晶・月刊サンデーGX・2016~)と現在も続いています。
2007年にはアニメ化もされました(^^
オープニングアニメは巨匠・杉井ギサブロー!
さらにオープニングナレーションは故・原田芳雄という豪華さっ!!
さらにオープニングナレーションは故・原田芳雄という豪華さっ!!
鉄道にはまったく興味のない漫画家・菊池直恵、担当編集者のカミムラ。
この二人が、トラベルライターで鉄オタの横見浩彦の鉄道旅にむりやり連れまわされるというもの(^^;
この二人が、トラベルライターで鉄オタの横見浩彦の鉄道旅にむりやり連れまわされるというもの(^^;
左から横見、菊池、カミムラ
というわけで第9旅「まだ間に合う! くりはら田園鉄道」。
2005年。3人は廃止が決まった「くりはら田園鉄道」(通称・くりでん)に乗車することに。
東北新幹線で古川駅へ。
そこから陸羽東線に乗り換えて小牛田。小牛田からは東北本線で石越へ。
そこから陸羽東線に乗り換えて小牛田。小牛田からは東北本線で石越へ。
フツーなら古川駅の次、くりこま高原駅で下車してバスで10分くらいで、"くりでん"の沢辺駅なんだけど、そこは横見さん。徹底的に列車で移動します(^^;
JR石越駅の目の前に、"くりでん"の石越駅がありました。
右のJR石越駅は震災後、新しい駅舎に建て替えられ、左のくりでん石越駅の建物は現在ありません。
いよいよ始発駅の石越を発車!
まずは若柳駅。ここには本社や車両基地がありました。
駅舎は開業当時の姿に戻され現存しています。
駅舎は開業当時の姿に戻され現存しています。
保存車両などを見て、次は沢辺駅を目指します。
沢辺駅。今は取り壊されてしまいました…
タブレットの交換や、腕木式信号が現役で稼働する様子を満喫。
廃止が決まったとはいえ、まだ1年ちょっとあります。
駅長さんは、まだ諦めていません!と力強く答えてくれました(^^
そして、ウチの近所の栗駒駅。
ホームで、"くりでん"について熱く語る横見さんでしたが…
雑誌掲載時はここでおしまいでしたが、アニメ化されたときにはすでに廃止されていました。
アニメ版にはもう少し続きがあります。
2007年3月31日。"くりでん"廃止の日。
最終列車が出発してきます。
その雄姿をホームで見送るファンや地元のみなさんのなかに…
横見さんの姿がありました。
最終日の様子をアニメの最後に追加しようと、アニメのスタッフたちも来ていたそうです。
さて、鉄道に興味のない菊池先生も、"くりでん"を好きになってくれたようで、廃止直前にはこんな企画をやってくれました(^^
「くりでんクイズラリー」!
"くりでん"に乗って5つの問題を解き、栗駒駅の近くの「みちのく風土館」で採点。
全問正解すると「全問正解認定証」がもらえました(^^
全問正解すると「全問正解認定証」がもらえました(^^
このお話が収録されているDVDの4巻。
DVDのレーベル面も、特典のポストカードも栗駒駅でした(^^
残念ながら、このホームも今はありません…