8月15日に発売になった『復刻盤週刊少年ジャンプパック』。
コンビニでも結構置いてるトコがありますね(^^
今月から3回に分けて、第3弾までが発売されます。
で、今回の第1弾には…
1968年の創刊号(8月1日号)と、最高部数653万部を突破した1995年の新年3,4合併号(1月10日・16日特大号)の2冊セット!!
今回はこのうち創刊号に絞って紹介したいと思います。
まず、創刊号の表紙をよ~く見ると"週刊"の文字がありません。
「第2 第4木曜日 毎月2回発行!」とありますね~
そう、隔週漫画雑誌だったんですね~でも、翌年の1969年10月からは週刊化しました。
では創刊号にはどんな漫画が掲載されていたのか。
まずは巻頭カラーに梅本さちお先生の『くじら大吾』。
梅本先生の本格デビュー作。新人をアタマに持ってくるあたり、新興の漫画雑誌には大物作家を呼べない事情もあったのかも。
のちに名作『アパッチ野球軍』などを描きますが、50歳という若さで鬼籍に入られました。
ギャグ漫画は赤塚不二夫先生の『大あばれアパッチ君』。
すでにマガジンで『天才バカボン』、サンデーで『おそ松くん』といった人気作品を書いていた赤塚先生がジャンプでも登場!
すでにベテランだった高野よしてる先生も『地獄剣』を連載。
週刊少年マガジン創刊号より『13号発進せよ!』を描いた先生が、ジャンプの創刊号にも掲載!!
ちなみに"13号"は週刊少年漫画誌に登場した初めての巨大ロボットだ!
貝塚ひろし先生は名作『父の魂』!
1971年まで連載され、その後も月刊少年ジャンプでプロ野球編が連載されるほどの人気作品となりましたね(^^
社会的現象にまでなった迷作。永井豪の『ハレンチ学園』も創刊号からの連載。
全国のPTAや教育委員会などのバッシングにもめげず、実写映画化までされた豪ちゃんの代表作のひとつですね~(^^
望月三起也先生の『ドル野郎』。
『秘密探偵JA』や『ケネディ騎士団』ですでに人気者だった望月先生の戦争映画。
ちなみに『ワイルド7』はこの翌年1969年から少年キングで連載。
楳図かずおは読み切り作品『手』を掲載。
血だらけの作品です(^^;
今回の復刻でオイラが一番難しいんじゃないかな~と思ってたのがコレ。
ダン・バリーのアメコミ『フラッシュ・ゴードン』。
版権とかで、厳しいかな~思ってたらちゃんと掲載されてた(^^
ちょこっと広告も。
東芝のかき氷器の広告には、松本零士版『高速エスパー』!
やはり広告部分の復刻はいろいろとやっかいなようで…
こんなページもあります。
もっとたくさん、こういう広告見たいよね~
ちなみに8月12日発売の第2弾は『ジョジョの奇妙な冒険』連載開始号(1987年新年1・2合併号)と、『ONE PIECE』連載開始号(1997年34号)のセット。
そして9月16日発売の第3弾は『北斗の拳』第一部完結号(1986年26号)と、『DRAGON BALL』が人気順位最大得票を獲得した1991年21・22号合併号のセットだよ~