今日は仕事がお休み。
午前中に歯医者に行って、2回目の歯茎のレーザー治療。
あとはとくに用事もなし。
午前中に歯医者に行って、2回目の歯茎のレーザー治療。
あとはとくに用事もなし。
新聞見たら、今日の「金曜ロードSHOW!」は『ルパン三世 ルパンVS複製人間』じゃないですか~
脚本は、ピンク映画やハードボイルド作品で手腕を発揮した大和屋竺氏。
脚本は、ピンク映画やハードボイルド作品で手腕を発揮した大和屋竺氏。
というわけで、今日は大和屋竺氏の作品をずっと見てた。
まずは1967年6月に公開された日活作品『殺しの烙印』。
殺し屋にもランキングというもがあるそうです。
ナンバー3の花田(宍戸錠)は、元ランカーの春日(南廣)とともにある幹部の護送を依頼される。
南廣さんは、『ウルトラセブン』でクラタ隊員を演じてたころですね~
翌年は『マイティジャック』!
任務中に春日と相撃ちとなり、ナンバー4の殺し屋・高(大和屋竺)が死ぬ。
そしてナンバー2の佐倉も花田によって殺される。
ちなみに花田には奥さんがいます。
妻の真実(小川万里子)はほとんどエッチの相手ですな(^^;
妻の真実(小川万里子)はほとんどエッチの相手ですな(^^;
実質ナンバー2となった花田のもとに、中条美沙子という女が仕事を依頼する。
中条役は真理アンヌ様。
中条役は真理アンヌ様。
しかし、花田はこの仕事を失敗。
彼をナンバー2の座から蹴落とそうとする殺し屋たちの追撃がはじまる。
彼をナンバー2の座から蹴落とそうとする殺し屋たちの追撃がはじまる。
次々に殺し屋を倒した花田の前に、ついにナンバー1の男が立ちはだかる!
その男こそ護送した男・大類進(南原宏治)だった!!
その男こそ護送した男・大類進(南原宏治)だった!!
ついに大類を倒しナンバー1になった花田は、うかれてピストルを乱射。
そこに現れた中条美沙子をも撃ってしまう。
そこに現れた中条美沙子をも撃ってしまう。
浮かれて我を忘れている花田は中条を撃ってしまったことにも気づいていなかった…
この作品、当時は成人映画として封切られたそうです。
大和屋竺自身は脚本のほかに出演、そして主題歌も歌っています。
監督は鈴木清順。脚本は鈴木ら8人の仲間が集まって作られたグループ"具流八郎"。
前半はメンバーの大和屋竺が、後半はグループがアイデアを出し合って作ったそうです。
当時の日活社長・堀久作は「わからない映画を作ってもらっては困る」と名指しで非難し、鈴木との専属契約の打ち切りを通告したそうです。
その後、鈴木は10年間映画界から干されることになりました(T_T
大和屋竺自身は脚本のほかに出演、そして主題歌も歌っています。
監督は鈴木清順。脚本は鈴木ら8人の仲間が集まって作られたグループ"具流八郎"。
前半はメンバーの大和屋竺が、後半はグループがアイデアを出し合って作ったそうです。
当時の日活社長・堀久作は「わからない映画を作ってもらっては困る」と名指しで非難し、鈴木との専属契約の打ち切りを通告したそうです。
その後、鈴木は10年間映画界から干されることになりました(T_T
続いては1967年10月公開された国映のピンク映画『荒野のダッチワイフ』。
殺し屋のショウ(港雄一)は、不動産屋の中(大久保鷹)に誘拐された恋人(辰巳典子)を助け出して欲しいとの依頼をうける。
実は主犯格の男がコウ(山本昌平)こそ、かつての恋人(渡みき)を殺した男だった!
殺し屋はエッチをするときも拳銃を離しません(^^
無事に中の恋人を救い出したショウ。
しかし、コウたちの追ってはすぐそこまで来ていた!
コウの手下を麿赤児が演じてるんだけど、これがまたカッコイイっ!!
ついにショウはコウたちに殺されてしまうのでした…
佐野史郎が影響を受けたと語る状況劇場の大久保鷹、そして円谷特撮ファンにはたまらない山本昌平。
さらに音楽は山下洋輔クァルテットと、いまとなってはなんて贅沢なピンク映画っ!
さらに音楽は山下洋輔クァルテットと、いまとなってはなんて贅沢なピンク映画っ!
その後、アニメ作品も手がけるようになり、1971年の『ルパン三世』第2話「魔術師と呼ばれた男」という名作を生み出します。
引き続き『ガンバの冒険』や『元祖天才バカボン』などにも参加しました。
引き続き『ガンバの冒険』や『元祖天才バカボン』などにも参加しました。
そして『ルパン三世』劇場版第一作となる『ルパン三世 ルパンVS複製人間』(1978)。
実際の映画タイトルはただの『ルパン三世』。"ルパンVS複製人間"という副題がついたのは後のこと。
ルパンが死んだと聞き、確かめる銭型。
しかし、彼は生きていた!
ルパンは不二子からの依頼でにエジプトから「賢者の石」と呼ばれる石を盗み出す。
実は不二子も謎の組織から以来されていたのだ、。
実は不二子も謎の組織から以来されていたのだ、。
巨大組織を敵にまわしたルパンたち。
ついに命を狙われることに…
ついに命を狙われることに…
その黒幕こそマモーだった!
彼はクローン技術により自分自身を生み出し自分自身を育むことで1万年を生きてきたのだ。
ラスト、マモーはルパンによって"やっと死ぬ"ことができた。
ラスト、マモーはルパンによって"やっと死ぬ"ことができた。
さて、この作品。実は赤塚不二夫、梶原一騎、そして主題歌を唄った三波春夫が声優として参加してます。
分かりました?(^^
分かりました?(^^
大和屋氏、1985年の『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』でも脚本を手掛けています。