島本和彦の「燃えよペン」!
同人誌版の第10巻です(^^
表紙はもちろん、アレのパロディ(^^;
この同人誌は、2006年8月に刊行されたもの。
ここが大事(^^
謎のしゃくれ男に、石ノ森御大の二男であるJOEが暗殺される!!
なぜ、JOEがっ!?
アレの内容。そしてJOEが所持しているものとは!!
さっそく島本と大野が調査に乗り出す。
そしてアレが何かを突き止める。
そう!石ノ森章太郎が残した「サイボーグ009」の最終章メモっ!!
しかし、コレは全500巻におよぶ「石ノ森章太郎 萬画大全集」の全巻購入特典として複製がもらえる。
いくら全巻で60万円といっても、一人殺すようなほどではないはず!
彼等は殺害の動機を調べる。
そして行き着いたのは…
そう!新たに刊行されるものには、おそらく修正が入っている。
やはりオリジナルが欲しいものだ!
上のコマでは「この汚名はかならずばんかいしてみせるから!」
しかし、下では「この汚名はかならず返上してみせるから!」に変わっている。
慣用句が修正されてしまっているのだ!!
おそらく萬画大全集の出版社も…
あぁ…KADOKAWA…(^^;
もっと早くJOEが小説を執筆していれば…
しかし、この島本の言動から彼が犯人だったことがバレてしまう。
さらにはJOEも生きていた!
そして島本の本心をズバリ言い当てる。
他の人間が、自分の想像と違う作品を描く前に、自分が最終章を描き上げたかったのだ!!
JOEのVの字切りで、島本は敗れる。
最後はなぜか、Vガンダムのパロディ(^^;
石ノ森が、そして009が大好きなばかりに置かしてしまった悲しい事件でした(T_T
さて、実はこの本の発表後の12月に、小野寺丈氏の小説「2012 009 conclusion GOD’S WAR―サイボーグ009完結編」が刊行されちゃいます(^^;
さらに2012年には、早瀬マサトによって漫画化。
ついに、しまもっちゃんの出番は無かったのでした(^^;