キャンブックスの新刊です。
『国鉄・JR 悲運の特急・急行列車 50選 大成できなかった列車の物語』。
沿線の期待を背負って登場しながらも消えて行った、または今にも消えそうな列車を紹介しています。
たとえば「青葉」!
SL時代からの歴史ある列車名ですが、ことごとく短命に。
1982年東北新幹線開業とともに、満を持して復活したものの、やはり1997年には無くなってしまいました…
200系かわいいね~
「たざわ」もありましたね~
"急行が急行に追い抜かれる"って書いてます(^^;
そうなんです。同じ急行列車に追い抜かれちゃうんです。
宮城県栗原市民としては外せません!
栗原市西部の名峰・栗駒山。同じ路線に、この名前を採用した急行「くりこま」という列車がありました。
栗原市内の瀬峰駅で「たざわ」は「くりこま」に追い越されるダイヤが組まれてたんですね~
皆さんご存じ、この3月で運行を終了したトワイライトエクスプレス!
これのどこが悲運かというと…
そうなんです。
25年間の運行期間、一度も正式な定期列車として運行されたことがなかったんです。
ぜんぶ臨時列車!
実は、現在運行中のカシオペアもず~っと臨時列車なんですよ(^^;
2010年、東北新幹線が新青森まで延伸。東京と新青森を結ぶ列車はすべて「はやて」が担うことになりました。
しかし…
翌年E5系「はやぶさ」の登場により、「はやて」はどんどん減っていきました。
今では臨時列車をのぞけば、4往復程度しかありません(T_T
2013年に登場した秋田新幹線E6系「スーパーこまち」!
当時はE3系「こまち」と区別するためこの列車名が使用されていました。
しかし、E6系がどんどん増産され、E3系「こまち」自体が無くなってしまいました。
そう。"スーパー"を付ける必要が無くなったんです。
「スーパーこまち」はすべて「こまち」となり、約1年でこの列車名は消滅されちゃいました(^^;